魔法は、時間をかけて、自分にかけて

投稿日:

研修で変われると思っている人がいます。主に人事の研修担当の方や部下を研修に送り出しているマネージャーの方々です。でも、一度の研修で変われません。急に売れる営業にはなれません。急にリーダーシップは発揮できませんし、急に交渉力がつくわけではありません。

研修に限らず、何かを習得しようとしたらそれなりの時間が必要です。
研修で知識はつくでしょう。しかし、学校と違い社会で求められるのはスキルです。どれだけ知識を頭に記憶しているかではないのです。どれだけ成果が出せたかが問われるわけです。

私はゴルフが趣味です。少しでもうまくなりたいと思っているので、レッスンに通っています。レッスンではその回ごとに新たな知識やスイングの仕方をインプットしてくれます。でも頭でわかっていることを実践するのは容易ではありません。「あ、確かに違うな」「これかな」と感じながら、ある程度の納得感を持って帰ります。その後、何度も教わったことを意識しながら、自分なりの試行錯誤を繰り返す練習をして、ようやく「そういうことか!」と気がつく瞬間がやってきます。「これだ!」とコツをつかむ瞬間がやってくるのです。

「研修に出てはみたけど、さっぱり変わらない」なんていう感想を持つ方もいるでしょう。でも、慌てないでください。結果はすぐには出ないんです。研修は魔法をかけてもらう場でもなければ、講師は受講者の願いを叶える魔法使いでもありません。

大事なのは研修を受けた後に、どれだけ自分で学びを意識しながら実践の場で試行錯誤するか、なのです。続けていれば、いずれ「!」の瞬間がやってきます。
急がば回れ。継続は力なり。そんな言葉の意味を実感します。
そのコツを掴めば、うまくできなかったのが嘘のように楽に自然に実践できる時が来るのです。

スキルアップの魔法は、時間をかけて自分にかけるものなのかもしれませんね。