ソフトバンク社で副業許可の発表がありましたね。これから副業OK!という企業が後に続いていくのではないかと思います。ちなみにわたしが以前勤めていたリクルートでは(もう10年以上前になりますが)、その当時から副業OKで周りにも副業やっている人達が存在していました。

並行して二足のわらじを履くことは、それぞれの仕事で得た経験や知識スキルを他で展開できたり、一つのことだけをやっていると狭くなりがちな視野が広がるという企業への貢献もありますね。

自分主体で考えると、キャリア転換したいのだけどまだ自信がない。本当に合うか分からない…という場合、週末や空いている時間で違う分野の仕事をチャレンジしてみたいという試みもしやすくなり、選択肢が広がってイイことだなと思います。

発表では「本業に支障がない範囲で」という前提のようですが、将来的には本業(メイン)・副業(サブ)という捉え方ではなく「複業(複数の仕事を持つ)」という考え方に変化していくのではないかと思います。

では「複数仕事持っていいよー」と言われたとき(副業でもいいのですが)、やろう!と思うのはどれくらいの人がいるのかな…というのは注目していることです。

おそらく、すぐにはじめられるのは今まで準備してきた人なのではないかと。「自分のやりたいことは何か」とか、「この人生で成し遂げたいことは何か」とか。会社に求められることだけでなく、会社の枠をとっぱらった上で生きる・働くを意識をしてきた人たちではないかと思います。

「本当の仕事」ワークショップではそれを【存在意義】と言っています。その【存在意義】が実現にはいくつかの手段がある。そのいくつかの手段が=複数の仕事だという考え方です。

話が長くなりました(笑)

これを説明するのに、仕事=お金を稼ぐ手段ではないという観方も同時にしなければならないのですが…。ココはいずれ。

いろんな企業がやっている働き方改革の取り組みが、一人ひとりの「やりたい」だったり、その人の「らしさ」を活かすことに繋がっていけばいいな、と心から願っています。

折角なのでこの機会を使ってライフやワークをデザインし、自分らしく生きる・働くってことに一歩踏み出したいですね。